NTTロジスコ

導入事例Case

株式会社ガモウ

導入サービス | 理美容物流

急速な事業拡大に伴い西日本エリアの理美容物流体制を刷新
西日本を統括する物流センター構築で在庫を“見える化”

  • 西日本エリアの物流体制の強化、サービス品質の向上と均一化
  • 仕入と在庫管理の一元化によるSCM効率化
  • 西日本エリアの支店・グループ会社の物流を統合する物流センターを構築
  • 総合提案力があり、ITに強いNTTロジスコに物流業務を委託
  • 物流業務の一括アウトソースで営業がコア業務へ注力可能に
  • 在庫集約により仕入と在庫の一元化が可能となり、在庫の適正化を実現

株式会社ガモウは、18,000種類を超える商品を全国の美容サロンに提供する
総合美容ディーラーです。事業エリアが全国に拡大し、売上が増加するにつれ、
物流体制における課題が浮き彫りになってきました。
同社はどのようにして課題を解決していったのか、
同社管理本部の倉持好彦氏と野上英基氏にお話を伺いました。

  • 株式会社ガモウ

    管理本部 管理部長

    倉持 好彦 氏

  • 株式会社ガモウ

    管理本部 仕入物流課 次長

    野上 英基 氏

課題

急速な事業拡大、グループ会社の増加に伴い
西日本エリアの物流体制の刷新が急務に

株式会社ガモウは「必要なものを 必要なときに 必要なだけ」をモットーとし、美容室のオンリーワンディーラーとしていち早く商物分離による物流改革に取り組み、1997年より物流体制のアウトソーシングに踏み切っています。この物流の効率化によって生まれた時間を美容サロンとの密なコミュニケーションに費やし、顧客が求める質の高い商品やサービスを提供することで同社は業績を伸ばしてきました。しかし事業エリアが全国に拡大するにつれ、徐々に現行の物流体制における課題が浮かび上がってきました。

ガモウグループが拡大していく中で、支店や営業所、グループ会社がそれぞれ独自に物流体制を構築していた西日本エリアの物流体制強化が求められていました。同社管理本部管理部長の倉持好彦氏は「西日本エリアは、従来個社で物流を行っていました。サロン様の注文形態は、多品種・小ロットであり、発注は多頻度であることが特徴です。商品はフルライン化しており、年々取り扱い数が拡大している中、西日本エリアの全サロンに同じサービスレベルで『必要なものを 必要なときに 必要なだけ』お届けするには、物流環境の整備が必須でした」

従来、同社では名古屋、福岡の拠点に加え、地域ごとのグループ会社との連携により西日本エリアをカバーする事業を展開していました。グループ会社は独自の物流体制を持ち、営業が自ら配送しているケースもあって、デリバリーの品質はグループ会社に委ねられていました。また、グループ会社ごとに物流管理していたため、ガモウグループ全体として一元的な在庫管理ができないといった課題もあり、同社では西日本エリアに新たな物流センターの構築を決断します。

同社仕入物流課次長の野上英基氏は、その理由を語ります。「取り扱う商品を一元化して在庫管理を適正化することで、ガモウグループとしてのスケールメリットが生まれます。さらに東日本大震災の教訓から、従来の東日本とは別に西日本に物流拠点を置くことは事業継続の観点からも有効だと考えました」

こうして、同社の西日本物流センター構築プロジェクトは始動しました。

対策

一歩踏み込んだ親身の提案姿勢を高く評価
加えてITへの造詣の深さでパートナーを選定

物流センターを委託するパートナーの選定においては、自社の物流の事情を深く理解していることが重要な条件の1つとなります。従来の東日本エリアの委託先に任せる選択肢もありましたが、あえて同社では別の事業者に委託する決断をします。物流センターのみならずパートナーも二重化し、それぞれの長所を相互に反映することで全体の物流レベルが底上げできるのではと判断したためです。

同社はこれまで取引のなかった複数の物流会社をリストアップし、各社からの提案を受け、西日本物流センターを委託するパートナーの比較・検討を開始します。当時の評価、選定のポイントについて野上氏は次のように説明します。「こちらが提示した条件をもとに、コストや倉庫の立地、業務プロセス、情報システム連携、現場の体制といった項目で選定を進めました。そこで、私たちの要望にいちばん近い提案をしてくれたのがNTTロジスコでした」

NTTロジスコを選定した、もう1つの理由を倉持氏は挙げます。「正直、提案内容だけでしたら他社を選んでいたかもしれません。しかし、こちらの抱える課題を親身になって考えてくれて、私たちと一緒に解決してくれそうな一歩踏み込んだ提案姿勢を評価しました。センターを立ち上げた後に継続的な改善提案ができる良き相談相手であることも、パートナー選定では重要になるからです」

現在、物流の世界にはAI、IoT、ロボティクスといったデジタライゼーションの波が押し寄せています。そうしたITの領域に強いNTTグループであることも選定の後押しになったと野上氏は明かします。「長年、NTTグループの物流部門を担ってきた信頼、安心感に加え、これからの物流業界で武器となるITとの親和性を重視しました。そのスキルやノウハウで、将来的には物流の枠を超えたサプライチェーン全体にも関わってもらえる期待感もありました。さらに、CSRやコンプライアンスに対する企業姿勢も評価しました」

NTTロジスコをパートナーに選定した同社は、西日本物流センターの立ち上げに着手します。東日本物流センター、グループ会社の物流部門との緊密な連携を行い、徐々に物流体制の切り替えを図っていき、ほぼ予定通りのスケジュールで西日本物流センターは稼働を開始します。

西日本エリア物流業務の一元管理体制

効果

物流の統合でガモウグループの在庫を“見える化”
在庫の適正化、物流体制の強化により業績拡大に貢献

西日本物流センターの稼働により、同社の物流は主に東西の二極体制になります。これにより物流品質の濃淡が解消され、一部のエリアを除き翌日配送を実現するなど、グループ会社ごとに異なっていた配送サービスの均一化を図りました。加えて野上氏は美容業界ならではの曜日や時間によって増減する荷量の波動に合わせて人員配置できる3PLならではの強みも高く評価します。

「西日本エリアは定休日が月曜のサロン様が多く、日曜に注文が集中し月曜日の出荷が通常の約2倍になるという大きな波動が発生します。それらに対して、物流センター全体でレイバーコントロールを行い、荷量の波動に柔軟に対応する体制が整っています。現在、日曜以外は祝日であっても最適なシフトを組んで、フル稼働で対応してもらっています。それが西日本物流センターの迅速な配送リードタイムを支える要因の1つとなっていてガモウグループの1つの付加価値になっています」

さらにグループ会社から物流部門を切り離すことで、これまで直接顧客に商品を届けていた営業の負荷を軽減。営業がコア業務に専念できるようになり、ガモウグループが大切にする美容サロンとのコミュニケーションに注力できる環境が整いました。西日本エリアの業績が好調なこともあり、同社の売上は堅調に伸び続けています。この業績拡大に今回の物流体制の刷新が間接的に貢献していると倉持氏は分析します。

「現在は私たちの販売管理システムとの連携ですべての在庫を集約した見える化ができているため、リアルタイムに在庫が把握できるようになりました」

現在、西日本物流センターは稼働から2年目を迎えています。その間、配送料金の値上げという逆風も吹きました。そんな状況でも月に一度の定例ミーティングで継続的な改善提案を行ってきたNTTロジスコの姿勢を野上氏は評価します。

「営業、システム、LE(ロジスティクスエンジニア)、現場の各担当がユニットで改善に取り組んでいて、生産性の推移を見える化し具体的なKPIを設けて出荷作業の効率化を図ったり、グループ会社ごとの物流コスト分析をしてくれています。私たちの課題に対する提案力や、迅速に倉庫に出向き、改善してくれる現場力に助けられています。コスト削減ばかりにとらわれてしまうと物流はうまく回りません。わずかなパッケージの傷にも敏感な美容サロンのお客さまに対しては、配送を含む物流全体の品質を高める仕組みづくりも大切になります」

株式会社ガモウ西日本物流センター(大阪府高槻市)

同社が将来的に目指しているのは、いわば“物流の美容村”をつくることです。メーカーや同業他社を呼び込んだ巨大サプライチェーンによる美容業界のプラットフォームを築くことによりさまざまな無駄を省くことは、美容サロンの顧客に対する大きなメリットになると考えています。そこで重要になるのが、ITを駆使したデータ活用だと倉持氏は見据えます。「ITに強いパートナーを選んだ理由はそこにあります。メーカーとディーラーをつなぐデータを把握し、活用できる者がこれからの美容業界の勝者になるでしょう。そうした夢のある提案にも期待しています」

ガモウグループのロジスティクス改革は、これからも続きます。ガモウグループが描く物流の未来を、NTTロジスコが支えていきます。

企業プロフィール

社名 株式会社ガモウ
本社 東京都港区南青山2-5-17 8F
事業内容 美容サロン向けの美容業務用品、美容器具といった商品、セミナー、イベントなどのサービスを提供する国内最大の総合美容ディーラー。サロンの夢を叶えるパートナーとなるべく、顧客との密なコミュニケーションによる最適な商品、サービスの提供をモットーとしている。 
URL https://www.gamo.co.jp/

お問い合わせ

ご不明な点やご相談がございましたら、
お気軽にお問い合わせください。

  • お電話でのお問い合わせ

    受付時間 9:00~17:30(土・日・祝日を除く)

  • メールでのお問い合わせ

    お問い合わせフォーム

TOP