NTTロジスコ

ニュースリリースNews Release

「物流料金適正化サポート(ロジビュー)」の提供開始について

2024年3月25日

 株式会社NTTロジスコ(代表取締役社長:中江康二、本社: 東京都中央区、以下「NTTロジスコ」)は、物流コスト構造を透明化し、持続可能な物流体制を構築し、適正な運賃・料金の収受を支援する「物流料金適正化サポート(ロジビュー)」の提供を開始しましたのでお知らせいたします。





  1. 背景及び目的
    昨今話題となっている物流の『2024年問題』について、運輸業における時間外労働の上限規制が4月1日より適用されます。物流の担い手不足はこれまでよりもさらに深刻化することが想定され、持続可能な物流体制を維持するためには、運賃・料金をコストに見合った価格へ適正化すべきという認識が広がりつつあります。
    また、2023年10月には、政府においても物流革新を目的とした各種施策をとりまとめた『物流革新緊急パッケージ』が決定され、商慣行の見直し策として「物流の担い手の賃金水準向上等に向けた適正運賃収受・価格転嫁円滑化等の取組み」が取り上げられました。適正な運賃・料金収受の確保に向けて、省庁による周知や法令に基づく働きかけが実施されるとされています。
    このような状況から、NTTロジスコはこの度、お客様の物流の効率化とお取引先に対するコストに見合った運賃・料金適正化への取り組みのサポートを強化するため、『物流料金適正化サポート(ロジビュー)』の提供を開始することとしました。


  2. 「物流料金適正化サポート(ロジビュー)」について

    (1) 概要

    納品先別の物流コスト構造を見える化し、納品条件の見直しによる物流の効率化やコストに見合った適正な物流料金の収受に向けた取り組みをサポートします。また、BIツール※1を活用した『ロジビュー』では、継続的な物流コストの見える化を行い持続可能な物流体制の構築・適正な物流料金の収受をNTTロジスコがナビゲートします。

    ※1 BI=Business Intelligence(ビジネスインテリジェンス)の英単語の頭文字。
      BIツールとは様々なデータを見える化して、事業の意思決定に役立てるソフトウェアを指します。


    (2) 特徴

    ①物流コストの見える化

    輸配送費や保管費、入出荷作業などの費用を収集・把握し、納品先別に物流コストを算出します。納品先ごとの 売上高とその他の原価等を把握することで、詳細な収支を把握します。商品毎の物流コスト分解も可能です。


    ②分析及び戦略の立案

    見える化した物流コストを納品頻度や納品量、ロットサイズなど様々な切り口から分析し、納品先をカテゴリー分けします。加えて、「適頻度適量」での納品を目指した納品条件への見直しや納品先へのコストに見合った適正な料金を設定するための戦略策定を支援します。


    ③提案サポート

    納品条件の見直し提案や適正な物流料金への見直しを依頼するための提案書作成など、お客様の提案活動をサポートします。


    ④継続的な物流コストの見える化(ロジビュー)

    需要変動の影響を迅速に把握するために、 BIツールを活用し、納品先別の物流コストや関連指標を継続的に見える化します。グラフ表示に加え、納品先別の物流コスト内訳など、データとしてダウンロードも可能です。





  3. 概要図





NTTロジスコは、経営ビジョン「私たちはお客様の物流を進化させ続け、お客様と社会に美しく透明な流れをつくる会社です」の実現に向け、お客様にご満足いただける安全かつ最先端の物流を提供し続けるとともに、お客様のサプライチェーン最適化に貢献するサービス・ソリューションを提供します。これらを活用し、客観的な視点でのご提案により、サプライチェーンにおけるプレイヤーをつなぐ「サプライチェーントータルコーディネーター(SCTC)」を目指していきます。




▼ 物流料金適正化サポート(ロジビュー)  NTTロジスコ公式Webサイト
https://www.nttlogisco.com/service/logiview/

本件に関するお問合せ

 企画総務部 企画部門 広報担当       TEL 03-6436-8105
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