「2021年度ロジスコグループ優良事例報告会」を開催しました
2021年12月3日
1. 概要
2. 開催の趣旨
NTTロジスコグループでは、生産性・サービス品質向上を目的として、日頃からTPS(トヨタ生産方式)の手法をベースとしたLGPS(LoGisco Production System:ロジスコ生産方式)に基づく5S・改善活動に取り組んでおり、2010年より毎年活動成果の報告会を開催しています。前回までは「物流センター改善報告会」として開催しておりましたが、2021年度からは物流センターに加え本社各部署も参加しグループ一体となった「優良事例報告会」として、ミッションである「お客様にご満足いただける安全かつ最先端の物流」と「お客様のサプライチェーン最適化に貢献」をテーマに、参加者の間で活発な意見交換が行われました。
3. 上位3チームの発表内容(概要)
1位 名古屋物流センター 「ロジメーターとWMSを利用した生産性の向上施策」 見える化ソリューション「Logimeter」より抽出した作業者毎の生産性データから最も生産性の高い作業者をモデルスタッフとして設定、モデルスタッフの作業を動画で検証し、他のスタッフとの作業の相違点を抽出。ピッキング・検品作業の標準化、作業レイアウトの改善等複数の改善施策を進め、作業者全員の作業の標準化と生産性向上を実現。 |
2位 掛川物流センター 「四位一体による商品破損事故撲滅に向けた取り組みと共通課題の解消に向けた生産性向上の取組み」 ガラス製品の破損事故撲滅を目指し、製品強度や梱包方法、配送中の取扱い等細部にわたり分析を実施。自センターでの改善はもちろん、お客様・メーカー・配送会社へ改善施策を提案し、四位一体で破損事故0を達成。また、レンタル品の清掃・点検作業において、1日あたりの処理台数の増を目指し、お客様へ入荷データにシリアル番号情報を追加頂くことで、入荷作業の稼働を削減する等お客様へ複数の提案を行い、処理台数13%向上を達成。 |
3位 堺物流センター 「簡易ツールを構築して生産性向上へ 」 検品作業において本社組織と連携しオリジナルツールを作成、これまで目視検品から出荷ラベルを用いたバーコード検品へ改善を図り、検品作業時間を80%削減。また、見える化ソリューション「Logimeter」の有効活用により、作業リーダーのデータチェックにかかる稼働に着目。サポートツールの作成により、データチェック時間を大幅に削減し、全国の物流センターに水平展開が可能な施策となった。 |
発表中の様子
Web形式による表彰式
NTTロジスコグループは、今後もLGPSの実践を通して改善・標準化を進め、お客様に安全かつ最先端の物流を提供するとともに、サプライチェーンの最適化に貢献してまいります。
<本件に関するお問合せ>
株式会社NTTロジスコ 企画総務部広報担当TEL 03-6436-8105
https://www.nttlogisco.com/