NTTロジスコ

ニュースリリースNews Release

「スマートリプ(納品平準化ソリューション)」の提供開始について
~「サプライチェーントータルコーディネーター(SCTC)」を目指して~

2023年9月28日

 株式会社NTTロジスコ(代表取締役社長:中江康二、本社: 東京都中央区、以下「NTTロジスコ」)は、店舗や事業所等への納品量を平準化し、物流の2024年問題への対策強化を支援する「スマートリプ(納品平準化ソリューション)」の提供を開始しましたのでお知らせいたします。

※スマートリプの「リプ」とは、リプレニッシュメント(意味:補充)を省略したものです。



  1. 背景及び目的
     近年、物流業界を取り巻く大きな問題として、物流の2024年問題が挙げられます。この問題により、今まで通りの配送ができなくなったり、配送に限らず人材不足が深刻化するなど、様々なリスクが考えられます。荷主企業においては、これらのリスクへの対策が求められますが、多頻度小口での納品や、小頻度での大量一括納品など、納品の頻度、物量にばらつきがあり、最適な在庫補充管理が困難だという声が聞かれます。
     NTTロジスコでは、発注と補充の領域において、『適頻度適量』の納品を可能とし、納品量の平準化を実現する 『ロジスティクスDXソリューション』を提供していますが、その中でも特に多くの問い合わせが寄せられる『納品量の平準化』に特化したソリューションを提供することとしました。納品量が平準化されることで、トラックの安定的な手配が可能となり、積載率も向上し、物流の2024年問題の課題解決につなげるとともに、環境に配慮した物流を実現することで、荷主様によるサステナブルな社会の実現に寄与します。

  2. 「スマートリプ(納品平準化ソリューション)」について

    (1) 概要

    トラックの積載率向上や物流センター業務の効率化を目指し、納品量を平準化するデジタルBPOサービスです。従来の勘や経験に頼る補充量の計算ではなく、お客様の要件に基づいた補充ロジックをシステムとして構築し、自動的に補充数を算出することで、補充数算出稼働を削減します。適頻度適量での納品を実現することで、店舗などの在庫過多や欠品を抑制し、さらに荷受け稼働も平準化することができます。


    (2) 特徴

    ①システムを活用して、補充数を自動で計算

    • お客様ごとに補充業務の現状をヒアリングし、補充要件をロジック化
    • イベント情報を加味した需要予測に基づく補充数計算が可能
    • 需要動向や商品ライフサイクルなどに応じた在庫管理を行い、在庫量を適正化

    ②適頻度適量での平準化された納品を実現

    • 納品量が基準(トラック積載量等)を超える場合は、納品を前倒し
    • 各曜日ごとの納品量や、納品体積をコントロールすることで、納品量を平準化
    • 在庫が少ないものの納品を優先し、通常の補充に加えて緊急補充も行い欠品を抑制

    ③運用開始後も継続的な改善をサポート

    • 補充数算出にかかわる日常の運用をNTTロジスコが代行し、マーケットの変化や販売戦略の変更に応じて、システム設定のメンテナンスを実施
    • KPIを設定し月次等でチェックを行い、さらに在庫や納品のデータ分析や物流現場との連携を通じてKPI悪化の原因を追及し、継続的な改善をサポート




こんなお悩み抱えていませんか?






スマートリプで解決できます!





(参考)NTTロジスコが目指す『適頻度適量』での納品






NTTロジスコは、経営ビジョン「私たちはお客様の物流を進化させ続け、お客様と社会に美しく透明な流れをつくる会社です」の実現に向け、お客様にご満足いただける安全かつ最先端の物流を提供し続けるとともに、お客様のサプライチェーン最適化に貢献するサービス・ソリューションを提供します。これらを活用し、客観的な視点でのご提案により、サプライチェーンにおけるプレイヤーをつなぐ「サプライチェーントータルコーディネーター(SCTC)」を目指していきます。


▼ スマートリプ(納品平準化ソリューション)NTTロジスコ公式Webサイト
https://www.nttlogisco.com/service/smartreplenish/



本件に関するお問合せ

 企画総務部 企画部門 広報担当       TEL 03-6436-8105
TOP