「関西物流改善事例発表会2024」にて八尾物流センターの
改善事例が優秀事例に選出されました
2024年11月5日
株式会社NTTロジスコ(代表取締役社長:中江康二、本社:東京都中央区、以下、「NTTロジスコ」)は、2024年10月17日に開催された公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会主催の「関西物流改善事例発表会2024」にて発表した八尾物流センターの改善事例が優秀事例として選出されたことをお知らせします。
- 発表内容
(1) タイトル
フォークリフトオペレータの作業整理、軽作業標準化および多能工化推進による効率化/総稼働の削減
(2) 改善事例概要
八尾物流センターでは、新型コロナウイルス感染症の収束に伴い、取扱い荷量が大幅に増加したことにより、特に雇用の確保が難しいフォークリフト作業員の稼働増加が課題となっていました。そこで、フォークリフト作業員の作業をフォークリフトに乗車して行う荷役作業と検品や商品ラベル貼付等の付帯作業に切り分け、付帯作業を軽作業員へ分担することで、これまでのフォークリフト作業員のみによる「セル方式」※1から、フォークリフト作業員と複数の軽作業員による「ライン方式」※2へ作業方法を見直しました。 あわせて、作業マニュアルやチェックシートを整備するとともに、現場レイアウトの見直しを行うことで、フォークリフト作業および物流センター全体の効率化を実現しました。
*1:「セル方式」とは作業者が一人自己完結で複数の作業を担当する作業方式
*2:「ライン方式」とは作業者同士が手渡しで製品を受け渡し一つの作業を担当する作業方式
(3) 改善効果
①フォークリフト作業員における作業時間の31%削減、および物流センター全体における残業時間の68%削減
②時間外作業を削減し、安全な作業環境を確保したことによる従業員満足度の向上
<発表会の様子>
NTTロジスコは、3.5PL事業者として、経営ビジョン「私たちは、お客様の物流を進化させ続け、お客様と社会に美しく透明な流れをつくる会社です」の実現に向け、お客様にご満足いただける安全かつ最先端の物流を提供し続けるとともに、お客様のサプライチェーン最適化に貢献するサービス・ソリューションを提供します。これらを活用し、客観的な視点でのご提案により、サプライチェーンにおけるプレイヤーをつなぐ「サプライチェーントータルコーディネーター(SCTC)」を目指していきます。
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