NTTロジスコ

ニュースリリースNews Release

「全日本物流改善事例大会2025」にて「発注プロセス改善による在庫適正化と配送コスト削減達成事例」を発表しました

2025年5月27日


 株式会社NTTロジスコ(代表取締役社長:中江康二、本社:東京都中央区、以下、「NTTロジスコ」)は、5月13日・14日、公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会(以下、JILS)が主催した「全日本物流改善事例大会2025」において、当社のお客様物流における「発注プロセス改善による在庫適正化と配送コスト削減達成事例」を発表したことをお知らせします。

  1. 発表テーマ

    お客様とチームで二人三脚! 発注プロセス改善で在庫適正化と配送コストを削減


  2. 発表内容

    <概要>

    福祉用品等の販売を手掛けるお客様の物流業務において、欠品による顧客満足度の低下や機会損失、また近隣倉庫の欠品に伴う遠方からの振替え出荷等によるムダな配送コストの増加が問題となっていました。これらの問題に対応するため、以下の改善を実施しました。


    <主な改善内容>

    (1) 発注計画ロジックの見直し

    発注計画システムを刷新し、季節変動に対応できる需要予測機能や需要特性に応じた安全在庫※1の自動設定機能を追加しました。さらに欠品に起因した他倉庫からの振替え出荷実績を本来出荷が行われるべき欠品倉庫の出荷実績として補正し、需要予測に反映させる精度向上を図りました。


    (2) 保管スペースを考慮した在庫バランスの調整

    お客様および倉庫の運営チームと連携し、容積の大きい大型商品の入荷頻度を高くすることにより保管容積を抑制しました。保管容積の圧縮により捻出された保管スペースに欠品しがちな商品の在庫を増やし、保管キャパシティ内でアイテム別の在庫保有量のバランスを適正化しました。


    <効果>
    ・保管スペースを増やすことなく、欠品商品の在庫を増やすことで欠品数・欠品率の低減
    ・欠品による他倉庫からの振替え出荷作業費・配送コストの削減


    ※1 需要や供給の変動に対処するための在庫数のこと





<大会の様子>






 NTTロジスコは、3.5PL®事業者として、経営ビジョン「私たちは、お客様の物流を進化させ続け、お客様と社会に美しく透明な流れをつくる会社です」の実現に向け、お客様にご満足いただける安全かつ最先端の物流を提供し続けるとともに、お客様のサプライチェーン最適化に貢献するサービス・ソリューションを提供します。これらを活用し、客観的な視点でのご提案により、サプライチェーンにおけるプレイヤーをつなぐ「サプライチェーントータルコーディネーター(SCTC®)」を目指していきます。



※「3.5PL®」はNTTロジスコの登録商標です。


本件に関するお問合せ

 企画総務部 企画部門 広報担当       TEL 03-6436-8105
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