NTTロジスコ

ニュースリリースNews Release

「2025年度NTTロジスコグループ優良事例報告会」を開催しました

2025年12月2日
株式会社NTTロジスコ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:中江康二、以下「NTTロジスコ」)は、「2025年度NTTロジスコグループ優良事例報告会」を開催いたしました。

1. 概要

日 時:2025年11月20日(木)~21日(金)
方 法:会場およびオンライン参加による発表会
発表数:全国の物流センター等16チーム
参加者:NTTロジスコグループの全従業員


2. 開催の趣旨
NTTロジスコグループでは、生産性およびサービス品質向上を目的として、日頃からTPS(トヨタ生産方式)の手法をベースとした当社独自の改善・標準化手法のLGPS(LoGisco Production System)に基づく5S・改善活動に取り組んでいます。加えてサプライチェーンの最適化を継続的にお客様へ提案しており、2010年からはそれらの活動成果の報告会を毎年開催しております。当社のミッションである「お客様にご満足いただける安全かつ最先端の物流」と「お客様のサプライチェーン最適化に貢献」をテーマとし、参加者の間で活発な意見交換が行われました。



3. 上位3チームの発表内容(概要)

1位
埼玉物流センター

「Change the times!~長年の課題解決をめざし、自動化ソリューションで業務の最適化~」
レンタル通信機器を再利用するための回収品の登録・仕分け・初期化作業における熟練作業者に頼った目視でのシステム登録作業や作業動線のムダ等の問題に対し、お客様にもご協力を頂いた上での荷姿変更による作業性の向上、「AI画像認識技術を用いた自動登録・仕分けシステム」の導入による生産性の向上、作業エリア全体のレイアウト変更によるムダのない整流化された作業環境の構築などを実現。
2位
平和島物流センター

「物流の再構築と全体最適化」
医療機器物流における荷量波動やお客様の取扱製品構成の変更に伴う様々な問題点に対して、「人が頑張る運営」から、「仕組みで吸収すること」をテーマに、同物流内他業務への多能工化やシフト勤務の導入、当該物流で育成した作業者を他物流の荷量にあわせ相互応援に派遣するための体制の整備、入荷作業の頻度と物量を考慮した作業レイアウトの変更などを実施。これらの結果、時間外作業の70%削減を実現。
3位
千葉物流センター

「人材育成に関する取組み」
パート社員の早期退職という問題に着目し、退職者へのアンケートを基に最重要課題が「リーダーのチームマネジメント力」にあると捉え、物流スキル以外の社会人基礎力をベースとした「リーダーに必要な15のスキル」を策定し、将来のリーダー候補も含めた全社員を対象とする人材育成研修体制を確立しセンター内に展開。これにより、早期退職者ゼロを達成できた他、従業員一人ひとりの教育に対する意識改革を図ることができた。



<優良事例報告会の様子>

NTTロジスコは、3.5PL®事業者として、経営ビジョン「私たちはお客様の物流を進化させ続け、お客様と社会に美しく透明な流れをつくる会社です」の実現に向け、お客様にご満足いただける安全かつ最先端の物流を提供し続けるとともに、お客様のサプライチェーン最適化に貢献するサービス・ソリューションを提供します。これらを活用し、客観的な視点でのご提案により、サプライチェーンにおけるプレイヤーをつなぐ「サプライチェーントータルコーディネーター(SCTC®)」を目指していきます。
※「3.5PL®」、「SCTC®」はNTTロジスコの登録商標です。



本件に関するお問合せ

 企画総務部 企画部門 広報担当       TEL 03-6436-8105
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